今更ながら、「ある広告人の告白」という本を読んだ。
著者はデイビッド・オグルビィー氏。
あのオグルビィー&メイザーの創設者だ。
この初版が出たのが1964年だから
ちょうど僕が生まれた年だ。
にもかかわらず、そこに書かれていることが
今でも、ほとんどが「的確であり、かつ、核心であり続けている」という事実。
(もちろん細かいテクニック論の部分では、時代の流れにそぐわない部分もあるが)
クリエーティブが、
決して「天才のひらめき」や「素晴らしい思いつき」ではなく、
緻密な調査と科学、繰り返される検証、
そして、芸術的なセンスが高度に融合した結果に、
創作されるものであることが
40年以上も前に既に明文化されている。
そして何よりも他人よりも多くの努力が必要だと。
「クロードホプキンスは自分が成功した理由について、
同僚のコピーライターの二倍の時間働いたので、
二倍早く出世したのだと言っている」
「広告キャンペーンの成功は、
決してたった一人の人間のおかげではないというフリをするのが
昨今の流行だ。
「チームワーク」というやつを強調するのは、
まったくくだらない人気とりの戯言、
大部分を占める凡庸な人間たちの陰謀だ。」
強烈な言葉だが、
それを言い放つだけの努力を積み重ねていたからこそ言える言葉。
「姉さん、広告は決して廃絶されてはいけない。
しかし改革されなければならないのだ。」
※引用:「ある広告人の告白」 海と月社刊
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